地面の下には多種多様な動物が棲息しています。環境によって住んでいる動物は違いますが、このことを利用して環境を評価することができます。例えば、自然度が高い場所に住むことがわかっている動物がたくさん見つかれば、その場所は自然が豊かだと判定できます。
学内のやや乾燥した場所と湿った場所とで地面を掘って、土壌動物相を調べてみました。まず、50cm四方の枠内の土を掘り採ります。
掘った土をふるいにかけ、土壌動物を探します。
捕らえた土壌動物を教室に持ち帰り、種類を同定しました。ダンゴムシやミミズ、ゴキブリなど様々な虫が見つかりました。