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学科の特徴を紹介します

学科の特徴 / 教員養成 / 卒業研究

2教科の教員免許が取得できます。

教育創造工学科には取得を目指す教員免許の教科に応じて、二つのコースがあります。入学後に自分に合ったコースを選ぶことができます。また、両コースの科目を受講することにより、数学と理科の免許を両方とも取得することができます。各コースの授業科目については『教員免許』の頁をご覧下さい。

数学コース:数学を深く広く理解しよう!

数学コースで取得できる免許

数学の中学・高校教員免許取得を目標に学習するコース。数学の奥深さや楽しさを知り、それを生徒に伝えられる教員を目指して、様々な分野の数学を楽しく学んでいきます。

理科コース:独自の教育方法を創ろう!

バーチャル授業 低温の不思議

理科コースで取得できる免許

理科の中学・高校教員免許取得を目標に学習するコース。理科の楽しさを知り、新しい実験方法や教材を企画して独自の教育方法で楽しく生徒に教えることができる教員を目指します。

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工学部で教員養成を行う学科は全国でここだけです。

工学部で数学などの教員免許を取得できる大学があります。その場合、正規の授業以外(放課後等)で授業を受け、教職課程の単位を余分に取っていく必要があります。本学科は一時限目からすべて教職課程のための科目が開講されており、教育学部のような性格をもっています。このような学科は工学部では全国初で、本学科のみです。

理数系教員養成のために教育創造工学科で具体的に行っている取り組みについては、『教員養成の取り組み』の頁をご覧下さい。

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明るく、元気のよい学生たちです。

本学科は、平成19年4月に開設された学科です。どの学年も明るく、元気のよい学生たちです。協調性があり、まとまりのよいクラスになっています。

学外オリエンテーション 学外オリエンテーション
一年生の学外オリエンテーション

大学の外でボランティア活動などに積極的に取り組んでいる学生もたくさんいます。特に、小中学校での学習支援員やヤングアドバイザーといった活動は、教員としての資質を身につける良い機会です。

ヤングアドバイザーをとおして

私がヤングアドバイザーを始めたきっかけは、現在、教師を目指しているので、少しでも中学生と多く接して勉強したかったからです。ヤングアドバイザーの仕事は各中学校や教育事務所(学校に行けない生徒が通う教室)によって異なりますが、私が勤務している三潴町の中学校では、学校に来ない生徒の自宅でいっしょに勉強したり、教室に入りたがらない生徒と別の教室で勉強したりします。当初は、「この生徒を絶対学校に連れて行こう」と意気込んでいましたが、なかなかうまくいきません。しかし、そのうちこの仕事は結果がすべてじゃない、私と話したり勉強したりしていくことで少しでも、その生徒にプラスになれば良いということに気がつきました。極端なことをいえば、今、学校に来なくても最終的にその生徒が自立する事が大事なのだ。「今」のことだけを考えるのではなく、生徒が将来自分で考え、生きて行くようにサポートするということが重要だということが分かりました。この体験を通して「ヤングアドバイザー」は、生徒ばかりではなく、私自身も成長させられる良いきっかけになったと思います。

また実際に職員室に入り、現役の先生方と一緒に仕事をするので、中学校の教師を目指している私にとってはとてもためになるボランティアです。

今後も生徒と更なる成長目指して、日々勉強していきます。

<教育創造工学科四年 H君>

学生たちの本学科に対する意見は『学生から見た教育創造工学科』に載せています。

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ものづくりに強い教員を育てます。

工学部の特性を生かし、ものづくりに強い教員を育てます。ものづくりと言っても大掛かりなものではありません。教員として必要なものづくり、特に自分が授業で使う教材の、ものづくりです。

「教材は自前でつくる」

これを基本としています。学生たちに鋸(ノコ)を使って作業をしてもらうと、 板をまっすぐに切ることができません。カンナは使ったことがない、といいます。 自分たちの身の回りにある道具を使いこなすことは、人間が生きていく上で必要なことです。 それを子供たちに教えられる教員を育てていきます。授業では旋盤の使い方なども学習します。 現在、パンタグラフ、正多面体、テトリックスの模型などが製作されています。

ものづくり』を参考にしてください。

パンタグラフ テトリックス
パンタグラフ・テトリックス

正多面体 正多面体
正多面体など

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人とコミュニケーションがとれる教員を育てます。

コミュニケーション能力はとても大切なものです。 友人、家族とのコミュニケーション、会社に入れば同僚、上司、顧客とのコミュニケーション。 先生になれば、生徒、保護者、同僚、地域の人々とのコミュニケーション。 コミュニケーション能力は、様々な場面で必要になります。 本学科ではコミュニケーション能力を伸ばすためにいろいろな取組みをしています。 カリキュラムとしてはフレッシュマンセミナー、工学基礎セミナー、就業力育成セミナーなどが あります。 これらの科目の中で、実践し、その能力を磨いていきます。

コミュニケーション能力のポイントとなるようなことを少し書いてみます。

などです。

本学科では特に「人前でまとまった話をする」を中心に、様々な場面でコミュニケーション能力を高めていきます。

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生き物に触れ、観察できる教員を育てます。

現代の子供たちは、蛙やメダカに触ったことがない、と言います。我々の身近にある生き物に触れ、自然を感じ取ります。五月には若葉が芽を吹き、耳を澄ませば鳥の鳴き声も聞こえてきます。 夏にはホタルも飛び交います。教室の中だけの勉強ではなく野外に出かけ、自然の中で勉強します。我々の五官を鍛え、情緒豊かな教員を育てます。 また、河川に行き、水質の調査をします。どのような生き物が生息しているか、調べます。このような「野外活動」を授業の中に取り入れていきます。

行事』を参考にしてください。

土壌動物の調査 水生生物の調査
土壌動物・水生生物の調査

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高い学生満足度!

在学している学生が教育創造工学科に満足しているか調査したところ、非常に多くの学生が「満足している」と回答しました。

満足度

「満足」の理由はなんでしょう?
アンケートで票を集めたのは次の意見でした。

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三つのポリシー

アドミッションポリシー

教育創造工学科は,工学的基礎によりICT環境を積極的に利用できる中学・高校の数学・理科の教員を養成します。特に、広く豊かな教養と専門教科に関する高度な知識・技能を有し、人間の成長と発達についての深い理解と生徒に対する教育的愛情、地域に貢献できる人材を育成するという使命感に満ちた、人間味豊かな教育者の輩出を目的としています。そして、将来卒業生たちが最先端技術と融合した全く新しい教育を創造することを期待しています。

求める学生像

カリキュラムポリシー

教育創造工学科では、ディプロマポリシーに掲げる目標を達成するために、入学してくる多様な学生に対して共通教育科目、専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実験、実習を適切に組み合わせた授業を開講します。 教育内容、教育方法、学修評価については以下の方針を定めます。

    (教育内容)

  1. 理数教員として求められる幅広い教養と工学分野の基礎知識の修得を目的として、共通教育科目として人文社会、言語、保健体育、総合教育の4系統、専門教育科目として学科共通専門教育科目、コース専門科目、他学科連携科目の3系統を編成し、1年次から4年次まで適切に開講する。
  2. ものづくりに取組む意欲を高めるため、1年次からものづくりの楽しさを体験する実技系科目を開講する。
  3. 実践力のある教員を育成するために、教育実習を中心に置いた教職科目群を学科共通専門科目とする。
  4. 高度な専門性と教材開発能力を有する理数教員の育成のために、次のコース別教育プログラムを設ける。
    1. 数学コース
      数学の論理的な思考・説明にすぐれ、数学のふしぎさ・面白さを伝えることができる中学校・高等学校の数学教員の育成を目的として教育プログラムを展開する。特に、数式処理・数値解析実験やものづくり体験を通して数学のふしぎさ・面白さを数多く実体験させる。また、少人数のセミナーで論理的な思考・説明の訓練を行うとともに、数理現象を五感で体験する実験・実演と、電子黒板・タブレットなどのICT機器を活用した数学授業を通して数学教材の開発を行わせる。
    2. 理科コース
      理科の実験指導にすぐれ、自然現象のふしぎさ・面白さを伝えることができる中学校・高等学校の理科教員育成を目的として教育プログラムを展開する。特に、実験・フィールドワークを通して理科のふしぎさ・面白さを数多く実体験する。また、自然現象を五感で体験・実演するアナログな実験・フィールドワークと、電子黒板・タブレットなどのICT機器の活用(デジタル技術)を融合した理科授業を通して理科教材の開発を行わせる。
  5. 学士プログラムの集大成として「卒業研究T・U」の科目を必修とする。
  6. (教育方法)

  7. 初年次の「基礎数学T」「基礎物理学T」の科目では習熟度に基づくクラス編成をとり、学力調査と学修到達度の結果を確認しながら専門教育に必要な基礎学力の向上を図る。また、個々の学習履歴や学修到達度に応じた個別指導を行う。
  8. 各科目のうち実験、演習は、アクティブ・ラーニングを取り入れた教育方法で行われる。
  9. 上級学年(3,4年次)の応用的な専門教育を無理なく履修するために、2年次終了時に進級基準を設け、その基準を充たすことで3年次への進級を認める。
  10. (学修評価)

  11. 1年次から4年次までの学修行動調査、卒業研究の成果等を評価し、卒業時にディプロマ・サプリメント(成績補助証明書)にまとめる。
  12. 学業成績の成績評価方法については、シラバスに定める。
  13. 学修成果の集大成としての卒業研究は、ルーブリック等によって総合的に評価する。

ディプロマポリシー

教育創造工学科では、本学の学士プログラムの課程(所定の単位取得と卒業要件)を修めたうえで、理科や数学のふしぎさ、面白さを伝え、次世代の子供たちを育てる教育に関する幅広い知識・技能を修得し、次のような能力・資質を備えた人物に「学士(工学)」の学位を授与します。

    (知識・理解)

  1. 基礎的・基盤的な数学・物理学の知識・理解を確かなものとし、さらに進んだ数学や物理学、化学、生物学、地学の各分野の学修を通して、理科や数学の教員として必要かつ十分な知識・技能を修得し、活用することができる。
  2. 教科教育法や教育に関する基盤的な知識・技能や情報端末機器(ICT機器)に関する知識・技能を修得し、活用することができる。
  3. (思考・判断)

  4. 学修した基礎的・基盤的な知識・技能を活用し、@授業法の実践研究、Aものづくりを生かした教材研究、B理科・数学の専門的研究に取り組むことで思考・議論・判断の方法を身につけ,未解明の課題を解決できる。
  5. ICT機器を活用して、課題解決型能動的授業(アクティブ・ラーニング)を展開できる。
  6. (関心・意欲・態度)

  7. 学内での実践的授業や近隣地域の学校での実習、研修や学校ボランティア活動の経験を通し、教育関係職員が持つべき健全な使命感・倫理観を培い、行動することができる。
  8. 実習、研修や学校ボランティア活動に参加し、授業等で得た基礎的・基盤的な知識・技能を実地で確かめ、応用できる。また、生徒とともに学び続け、成長する強い意志を持つことができる。
  9. (技能・表現)

  10. 言語力、コミュニケーション力およびプレゼンテーション力等の技能を身につけ、社会の多様な人々と協働することができる。また、理科や数学のふしぎさ・面白さを説明でき、研究成果などを表現・発信できる。
  11. 教育分野の総合的な視点と知識を身につけ、多様化する現代社会の諸問題や課題を分析するための知識・技能、情報発信力を有し、地域社会や国際社会の新しい多様な文化や生活の創造、教育界の発展に貢献することができる。

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