教材作成を中心にものづくりをしています。
NHKピタゴラスイッチに登場するからくり装置「ピタゴラ装置」を知っていますか?理科教員を目指す学生に理科への興味とものづくり力を養う取り組みとして「化学的ピタゴラ装置の製作」を行っています。ビー玉が転がった先に待ち構えるのは、容器の衝突や回転により水溶液の色が変わる仕掛け、金属やイオン結晶のモデルを使った格子パズル、炎色反応を利用した仕掛け、銀鏡反応を自動で起こす仕掛けなど、様々な化学反応です。単に化学実験するだけではもの足りない!自動で次々に連鎖する「化学的」からくりを作るため、安全性や成功率を高める予備実験を重ねて試行錯誤しています。
2016年12月24〜25日に福岡県青少年科学館で開催された青少年のためのサイエンスモールinくるめに「化学的ピタゴラ装置」を出展しました。教育創造工学科3年生有志が2ヶ月かけて計画、製作したからくり実験装置を実演解説しました。たくさんのこどもたちが次々起こる化学反応を不思議そうに見つめ、時に歓声を上げて喜んでもらいました。成功率100%とは行きませんでしたが、学生は楽しそうに実演解説していました。
くわしくは動画を公開していますのでご覧ください。
5種類しか存在しない正多面体を作りました。
図形を拡大する道具です。
違う形の図形でも板がなめらかに移動します。