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生物学実験:風散布種子の形態測定

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校庭の隅に生えているシナサワグルミの木は実に翼があり、風が吹くと実が遠くに飛ばされます。風で飛ばされて元の木から遠くに種子が散布されることを風散布と言います。

シナサワグルミの木種子

シナサワグルミの実を測定してみて、風散布種子がどんな形をしているのか調べてみました。
まず、木になっている房ごと高枝切りばさみで採集します。

採集採集

教室に戻り、ノギスで翼の長さや幅、種子の大きさなどを測定します。

測定

実の形によって散布距離が違うかどうかを知るために、高い所から落として落下に要する時間を計る実験を行います。ゆっくり落ちた実は風に乗りやすく遠くへ散布されると推測されます。

落下実験落下実験

この後、実の形と落下にかかった時間の関係を解析します。実の翼が大きいほどゆっくり落ちる、すなわち風に飛ばされやすいということがわかりました。

解析結果

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