植物群落の調査をします。久工大のグラウンドへの通り道は人の踏圧で地面が露出しています。この踏みつけ道から左右両方に向かって人の踏圧が減少して行きますが、植生も変化して行くでしょうか?
踏みつけ道から垂直に線を引き、起点から5mおきに方形枠を設置して、その中の植物を調査します。植物の種類ごとに被度と高さを記録していきます。
教室に戻り、全員のデータを集計して結果をまとめます。
グラフを描いてみると、踏みつけ道から離れるほど植被率が高まり、植物の背丈も高くなっていることがわかりました。
左:植被率の変化、右:群落高の変化。
また、踏圧の減少とともに植物の種数が増加し、種類も変化して行っています。