学科の特徴 / 教員養成 / 卒業研究
学生から見た教育創造工学科:2010年度 / 2011年度
教育創造工学科にはいったいどんな学生が在籍しているのか? そして彼らは何を考え、日々をどのように過ごしているのか?
日本に一つしかないこの学科の謎を解明するために、現役の学生に質問してみました。
大学はたくさんありますが、どうして教育創造工学科を選んだのか、その理由を2011年度に入学した教育創造工学科一年生に聞いてみました。
教員になりたいからという声が多いようです。教育創造工学科は理数系教員養成に特化していますので、自然な結果とも言えます。複数の免許を取れるから・三つのコースから選べるから、という意見もありました。大学である程度学んだ後でなければ、本当に自分に合った進路は決められないものかもしれません。その点、入学後に専攻を選べるのは適性にかなった選択ができてよいのではないでしょうか。
教員になりたいということで教育創造工学科を選んだ人がたくさんいましたが、具体的な教科も含めてどんな職業に就きたいのか聞いてみました。
数学教員と理科教員なりたいという人が多いですね。しかし、教員とは人を教えるという大事な役割を果たす責任重大な職業です。なかなか大変ですよ。
さて、実際に自分が希望の職業に就けるのか、今の時点での予想を聞いてみました。
『今の調子でいけば就ける』という選択肢もあったのですが、意外と地に足のついた意見が多数を占めました。一方で諦めの早い人が四分の一ほどいるようです。しかし、『将来の進路』の頁を見れば分かる通り、卒業生の多くが実際に教壇に立っているのです。もう少し頑張ってみましょう。
実際に入ってみた教育創造工学科ですが、学生達は満足しているのでしょうか。「パンフレットではいいことばっかり書いてるけど、入ってみたらがっかり」なんて思っていませんよね?
なんと八割近くが満足という回答。では、どんなところに満足しているのか聞いてみました。
仲がよいところ、少人数なのできめ細かい教育が受けられるところ、などが満足感の理由のようです。また、みんなが教員という同じ目標を持っているので助け合って勉強できる、という回答も。クラスの仲が良いのも、このあたりに原因があるのかもしれません。
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